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面接官「この空白は?」職歴無しニートの答え

実は、このブログの筆者は以前、ニートと呼ばれる存在でした。全く働いてない時期があった。

が、ある日、これではいけない!と遅まきながら就職活動。

いろんな企業にて面接を受けたが、全く職歴の空白期間については何故か聞かれなかった。

しかし、とある派遣会社にて、ついに聞かれることになった。受付のお姉さんに。真顔で。

「えーと。この間、何をなさっていました?」

その時の俺の答えはなんだったでしょう。いきなりクイズです。

  1. い、言ったな!親父にだって言われたことないのに!
  2. お前のような奴がいるから(ニートが面接を恐れるようになるんだ)!
  3. アニメ(ばかり見ていたわけ)じゃない!
  4. 認めて欲しいものだな。若さゆえの過ちというものを!
  5. 無言

 

 

 はい。答えはわかりましたね。5です。無言(笑)。

いや、口の中ではなんか「ごにょごにょ」と口走ったのがが、多分相手の耳には届いていない。

で、その派遣会社の面接。何の問題もなく終了し、翌日、即仕事を紹介されることになった。なんか面接といっても、単なる形式的なものだった様子。

 

だったらわざわざ空白期間のことなんて聞くなよ!何をしてたかって何もしてなかったに決まってるだろ!してたら書くよ!アピールするよ!なんか言い訳するよ!

 

よくよく考えてみると、空白期間について聞かれたのはこの派遣会社が最初で最後だった。

つまり、聞かれなかった会社は全て不合格で、聞かれた派遣会社のみ合格。

という結果になった。

やっぱり相手もいろんな人と面接しているだけあって人を見る目は長けているようで、職歴の空白期間についていちいち質問しなくても相手の様子や身なりを見れば、おおよその察しがつくのだろう。

では、何故、派遣会社の受付のお姉さんは聞いて来たのか。

俺の勘ではおそらくそのお姉さんは、俺のことが好みのタイプだったにちがいない!少しでも長く俺と会話していたかったに違いない!

今、俺の中ではそういう解釈になっている。

そうならそうと素直に言ってくれれば良かったのに。

 

空白期間について聞かれた場合のニートの模範解答

 

まあ、冗談はここまでにして、空白期間についての質問。ニート経験のある人ならわかると思うが、結構嫌なものだ。おそらくその質問をされることが嫌で面接に行かないという人もいるくらいではないだろうか。

というわけで、俺なりにいろいろ考えてみました。どうやって答えればいいのか。

そしてたどり着いた答えがこれ。

 

人生に絶望してました

 

もっと具体的に言うと

 

その間、人生に絶望してました。自殺も考えました。しかしそれではいけないと思い、今は人生の再起を果たすべく、意欲に満ちています。働くことでこれまで私を支えてくれた両親に恩返しをしたいと考えております。どうかこんなわたしに機会をお与えください。私の決意を疑っておられるようでしたら、最初の一週間は無報酬でかまいません。どうかよろしくお願いします。

 

みたいな感じがいいんじゃないかと(笑)。

これなら相手も断りにくいはず。もしかすると同情して働かせてもらえるかもしれません。

いや、面倒だったりそんな大仰な台詞を口にするのが恥ずかしい場合は、単に人生に絶望してましただけでいいと思う。

恐らくというか、間違いなく、職歴の空白期間について質問してくるような企業は、そんなに空白期間のことを気にしていない

気にしている場合は、いちいち質問したりせず、即不合格決定になる。

ニート経歴のある奴なんて門前払い。そんな会社だったら職歴に空白期間があっただけで、アウトだ。

いちいち聞いてくるということは、あまり気にしていない(形式的な質問)か、あるいはあなたのやる気あるいは人となりを、その質問で少しでも知ろうと聞いてくるではないだろうか。

とすれば、そこはアピールするチャンス、ということになる。

まあ、俺のように押し黙ってしまってもいいかもしれない。少なくとも反省していることだけは伝わるだろうから。

 

現在、俺は学習塾講師のアルバイトの面接に来る人と2,3年に1回くらい、面接することがある。

勿論、職歴に空白期間があってもいちいち聞かない(そういう人が面接に来たことはないけど)。

繰り返すけど、何をしてたかって何もしてなかったに決まってるわけだ。

何かしてたら、絶対書くでしょ。言い訳するでしょ。専門学校に言ってましたとかなんとか。

要するに何を言いたいかというと、職歴なしニートは、自分に職歴がないことを今更必要以上に気にする必要はないってことだ。

職歴に空白期間があるだけでもう既にマイナス。

そこから再起をはかりチャンスをものにするのは、既に自力では困難な状況に陥っているわけだ。コネでもないかぎり。

とすれば、自分のやる気を買ってくれる会社と巡りあう必要があるわけで、それはもう運任せ、つまり他力本願。

人事を尽くして天命を待つ。まな板の鯉。

言い方はいろいろあっても、つまりは今更あがいても無駄ってことだ。

開き直って、必死にアピールする。そして拾ってもらう。

ただ、それだけ。

そして、それは決して難しいことじゃない。

何故なら、人間の過去はあくまで過去。大切なのはこれから。

もし、俺が会社の社長だったら、少なくともそう思うし、多分、同じように思っている社長さんは全国に5万人はいるはず(推定)。

人生詰んだ!なんて20代や30代の若造が口にする台詞じゃない。

俺も一応まだ30台だけど、そう思っている。

大切なのはやる気。そしてそれを全国に推定5万人はいるであろう心優しい社長さんにアピールすること。

人生って、あきらめなければ、意外となんとかなるものだ。