効果抜群!相手に絶対YESと言わせたい時の心理テクニック
俺は職業柄というより、昔から心理学に興味がある。ミステリとかも大好きです。
相手の心のうちを知ることができたら、どんなに人生楽しいだろうか、なんてよく妄想してましたw。
昔からよく他人の心理分析なんかもしていましたね。
その結果。
大人になって社会に出て、他人とコミュニケーションをとらざるを得ない環境に生きる今になって、そのいう子供の頃からの習性がいきてきたな、と最近感じることが多くなったように思う。
というわけで、今回も俺が日ごろ常に念頭においている「使える心理テクニック」の一つについて書いてみようと思う。
メリットとデメリットを想起させる心理テクニック
人間という生き物は、何か行動を起こす際、無意識のうちに考えていることがある。それはその行動の結果が自分にとってメリットとなるかデメリットとなるか、ということ。
いや、俺ははそんな計算高い人間じゃないよという人も、一見、ちっとも打算的に見えない、素直で人の良さそうな人も、多かれ少なかれ必ずメリットとデメリットについて無意識下で考えているはず。
勿論、メリットと言っても金のことだけを言ってるのではない。
例えば、友達を作る際、こいつと友達になったらいろいろと楽しいだろうなとか、こいつと一緒にいたら自分も成長できそうだな、とか、そういう相手と友達になりたいと思いますよね?
逆に、こいつと一緒にいると疲れるなー、とか同類だと思われると嫌だな、などといったマイナスイメージを少しでも抱く相手とは友達になりたいと思わないはず。そして実際に友達になることは少ないはず。
そういう「一緒にいて楽しい」とか「成長できそう」とか、「疲れる」とか、そういうのを考えることも、「メリット・デメリットについて考えている」と定義するなら、つまり、恋人や結婚相手選びや進学・就職先を決める際は勿論、友達を選ぶ、というごく日常的で、それほど致命的なことに繋がるとは思えないことですら、人はメリット・デメリットについて日々判断しながら行動していると言えるわけです。
大人になると、仕事や恋愛において、相手に何が何でも「YES」と言わせたい場面が、多々あります。
その際、首尾よく「YES]という言葉を相手から引き出すには、相手が無意識に抱くこの「メリットとデメリット」に関する考察を、より鮮明に意識させることが重要となってくると俺は考え、常に念頭におき、日々実践している。
以下、多くの人が経験するであろう(するか?)シチュエーションを例にとって説明したい。
女性をホテルに誘う時
例えば、女性をラ○ホテルに誘う時。
男にとって、何が何でもイエスと言わせたい場面ですよね?
そこでどういう風に誘うか。
上記の「メリット・デメリット」の話が全く念頭にない場合、人は自分の欲望を前面に押し出しがちだ。
- 「そ、そろそろ、いいだろ(ハアハア)」
- 「予約とってあるんだ(と鍵を見せる)」
- 「ホテルに泊っていこうか」
こういうシンプルで含みのない台詞で、女性が首を立てに振るのは既に相手の女性もあなたになんらかの強い感情を抱いている場合だけ。
つまり
- 相手の女性も同様にあなたに抱かれたいと考えている
- 特にその気ではないが、断ったら大好きなあなたに嫌われるかもしれないと感じている
- これを気に一気に結婚へと話を進め、いずれあなたの財産を狙っている
みたいな場合だ。
「抱かれたい」や「結婚&財産」は明らかにメリットで、「嫌われる」のは明らかにデメリットだ。
そういうメリットやデメリットを、相手の女性が事前に想像している場合のみ、上記のような単純な誘い方でも「YES]の台詞を引き出すことが可能かもしれない。
つまり、それまでの付き合いにおいて何らかの下準備がなければ、絶対に成り立たないわけで、当然、初デートとかその日に出会ったばかりの女性とかには全く通用しません。
では、どうするか?というのがここでのメインなわけだが、以下のような方法や台詞で、短い時間で相手に「メリット・デメリット」を脳裏に浮かばせることで、相手にYESと言わせることができる。
- ナイフで脅す
- お金を払う
命の危険というデメリット、そしてお金がもらえるというメリット。
いやー、わかりやすいですよね。こういう方法を用いれば…。
いえいえ。勿論、これは冗談です。
ナイフで脅すのは完全に犯罪だ(よく考えれば、お金を払うのも犯罪)。
ただ、やり方として、これ以上効果が期待できる方法はない、ということは理解してもらえると思う。
つまり考え方の方向性は間違ってないわけだ。やりすぎなだけで。
というわけで、俺の考える模範解答は以下の様になる。
- 「やらして!」と執拗に頭を下げる
- できれば土下座も交える
- いかに自分が今まで女性に相手にされてこなかったかを伝える
- そんな自分だから、あなたを決して悪いようにはしない、と言う
- 勿論、病気持ちでないことも告げておく
- もし、断られたらもう俺は生きていけない死ぬしかない、と告げる
- もしOKしてくれたら一生自分はあなたへの感謝の気持ちを忘れない、と告げる
これぞ、今まで何度も実際に行い、かなりの成功率を誇ってきた俺の必殺戦法(笑)であり、効果は保証する!
何故、この戦法が有効かは以下のとおり。
- 困っている人の願いをかなえるといい人は気分になれる(メリット)。
- 困っている人を無下にすることは良心が痛む(デメリット)。
ここまでで分かってもらえるだろうけど、当然、この戦法は、人の頼みを断るのが苦手なタイプの女性に対してしか、あまり効果が期待できない。
勿論、あなたが相手の女性を一瞬でその気にさせてしまうようなセクシーな男性である場合は別だし、 あるいは、会社の上司等で「断ったらまずい」と思わせたり逆に「出世のチャンス」と思わせたりできる場合も同じです。
ただ、多くの男性が、上記のようなタイプに当てはまらないでしょう。
どちらかというと俺と同じタイプが多いはず(どんなタイプかはあえてここでは言及しない)。
だったら、少ない可能性にかけるしか方法はない!
コツは、以下に相手に「断ったら悪い」と思わせるか。
つまり、「NO」と告げることのデメリットを、鮮明かつ瞬間的に脳裏によぎらせるわけだ。
え?そんな恥ずかしいことができるかだって?
そんなことだからおまえはいつまでたってもDT・・・げ、げふん。
と、とにかく頭を下げずは一生の恥。下げるは一時の恥である。
ぜひ、皆さんも明日から実践してみて欲しい。
ただし、成功率は一桁です。
え?どこが必殺戦法だって?
0よりましだろ、0よりは!
要は確率の問題であり、少しでも可能性が増すなら、何でもやるべきだ。それが非イケメンが短時間で女性を落とすための唯一無二の方法である(キリッ)。
おまけ。会社の部下にサービス残業を頼む場合
上記の「メリット・デメリットを相手の頭に鮮明に浮かばせる」方法は、恋愛だけでなく、ビジネスにおいても有効だ。
ここまで読んでくれた方は、もうコツはお分かりでしょうから簡潔に要点だけ。
部下にサービス残業を頼み、絶対に「YES」と言わせる方法は簡単に言うと
- 断ったら会社を首になるかも、と思わせる
- 首にならなくても出世に響く(あるいは引き受けたら出生に近づく)と思わせる
- 断ったら申し訳ない、と思わせる
だけだ。
1,2は、あなたが会社の重役である必要があります。
会社の重役に頼まれたら、ほとんどの社員は「YES」と応えるでしょう。
問題は、あなたが部下にそれほど尊敬されていないダメ上司の場合。
そういう場合は相手の良心にこれでもかと言わんばかりにつけこむしかありません。
- 頼む!一人娘の誕生日なんだ!どうしても今日中に…。
- 頼む!両親が病気がちなんだ!どうしても今日中に…。
- 頼む!彼女とデートの約束があるんだ!どうしても今日中に・・・。
ちなみに、暗に「引き受けてくれたら今後お返しするかもよ」的な台詞も絡めておくと、効果は倍増する。
勿論、本当にお返しする必要は一切無い。ただし、あなたの信頼はどんどん失われていくでしょうけど。
このように、メリットとデメリットを連想させる心理テクニックは日常のあらゆるの場面において有効です。
言葉にすれば「なんだ簡単じゃん、そんなの!」と思った人は多いはず。
しかし、実際に上記の人間心理を念頭において、日々実践している人は少ないと思う。
この心理テクニックは簡単で誰にでもできるばかりか、応用すれば、結構いろんな場面で役に立つし、いろんな場面で目にしているはず。
家電量販店とかでよく目にする「今がチャンス!今なら~円引き!」といった宣伝文句等なんかもこの心理テクニックを活用している。
他にも
- やり手の営業マンは、商品の特徴を述べるのではなく、その商品を購入することによって顧客にどのようなメリットが発生するかについて、丁寧に説明をする(商品の説明ではなくメリットの説明)。
- 賢いお母さんは、だだをこねる子どもに「このまま駄々をこね続ければいかに損をするか」を連想させることにより上手に子供の欲望をコントロールする(デメリットを想起させる)
- 強面のベテラン刑事は、犯罪者に、早く白状すればいかに楽になれるか、そして黙秘を続ければいかにひどい目にあうかを合法すれすれの方法でもって思い知らせ、自白へと誘導する(メリットの強調)。
例を挙げるときりがないのでこの辺でやめておく。
誰にでも簡単にできて、話を聴くと「なんだ、簡単じゃん」と思えて、しかし、実際は、ほとんどの人があまり効果的に使えていない心理テクニック。
ぜひ、あなたも上記の例を参考に、明日からこの心理テクニックを実践してみよう。
もしかすると、想像以上の効果が現れるかもしれませんよ。
ただし、悪用すると恐喝未遂とかパワハラとかで訴えられたりするので、注意は必要だ。